ガールズバーの面接でピンサロに

 

普通の嬢子大生です。

 

今回は私が夜の世界に足を踏み入れたきっかけの話をしたいと思います。

 

おそらく多くの女の子がこの罠に引っ掛かっています。

そういう女の子たちがどうか正確な判断をできますように。

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大学3年の春。

私は夏休みに使うお金が必要でした。

 

できるだけコスパ良く稼ぎたい。

 

これが私の中に常にあった思いです。それは今でも。

 

もともとバーでバイトすることに憧れがあった私ですが、バーは深夜営業のところが多い…。

実家暮らしのため終電までには毎日帰りたい。

悩みながらバイ◯ルを見て、気付いたらガールズバーのバイトに応募していました。

 

大学から近くて、待遇も良さそう。

ガールズバーくらいだったら、と抵抗はなかったです。

 

その後連絡がきて、面接当日。

面接場所はその店舗ではありませんでした。

ファミレスです。ガ◯トです。

 

面接官は金髪で派手なカラコン、30歳以上には見える人。

わぁ、怖……

 

面接と思っていましたが、その金髪面接官はこう言いました。

「面接って性に合わないんだよね。よく知り合いにはお前の面接はまるでカウンセリングって言われる」

 

実際にこの面接(仮)は1時間に及び、カウンセリング風を装って罠にはめていくのです。

 

アイスブレイクは

名前や大学、住んでるところ、何で申し込んだか、などの普通の話。

 

そして金髪面接官はガールズバーの話を始める前に夜職全体の話をしました。

夜職にはお水系と風系があって、というところから始まる話。

 

普通だったらガールズバーの話、その店舗の話だけで十分なはずです。

ですが、風俗の仕事の話までここでされるのです。

セクキャバからソープまで、簡単に説明されます。

 

ちなみにこの話は大声でされました。

ファミレスなのに。

近くに座っていたカップルは私の顔をジロジロ見た後に、逃げるように店から去っていきます。

早く終われ、と心底思う私。

 

話を戻しますが、

一通り夜職の説明をした金髪面接官は、「うちの会社はガールズバー以外にも色々やってるんだけど」と言います。

 

そして私が稼ぎたい理由を再び聞きます。

 

コスパ良く稼ぎたいから」

 

その言葉に食いつくように金髪面接官はその後ガールズバーのデメリットをたくさん言いました。

LINE交換しなきゃだよ、店前で客引きするから友達とかにバレるかも、とか。

私が特に懸念したのがこの2点でした。

 

そしてガールズバーのデメリットと同時に、

ピンサロのメリットを言い出します。

99%バレない、客引きもない。

 

都内にピンサロが何店舗あって、1店舗につき何人くらい女の子が在籍してるから、都内全体でこれくらいの女の子が働いてる。

これは都内の女性全体数に匹敵する。

 

そんな話をしていきました。

 

次第は私は

あれ?ガールズバーって微妙じゃない?

という風に思うように。

 

洗脳の始まり。

 

この時私はピンサロの説明を

口で抜かなくてもいい(手コキでOK)、女の子は脱がない、キスも嫌だったらしなくてもいい

と言われてました。

 

そんくらいだったらやってもいいかも?

そう思ってしまったのです。

 

体を売る、のではなく、あくまでサービスするという認識でした。

当時彼氏はいましたが微妙な関係だったため、より抵抗感はありませんでした。

 

最終的に「ガールズバーで働くなら、都内だし普通のバイトしたほうがいいんじゃない?」と言われ、納得してしまった自分。

 

せっかく夜職をするならもっと稼ぎたい…!と思うようになってしまったのです。

 

コスパの良さと待遇面を重視していた私は、ガ◯トで40分以上経った頃にはガールズバーorピンサロの迷いに終止符をつけていました。

 

そして金髪面接官が最後に一言。

 

「どこで働きたい?」

 

「ここで」と私が指差した先の文字は、

 

ピンサロでした。

 

そして金髪面接官の顔には笑み。

と同時に言葉を発します。

 

「じゃあせっかくだから体験入店してみる?」と。

 

スルスルと話は進み、

ガ◯トを出てから1分後にはもうピンサロ店にいました。

 

そしてど緊張の体験入店が始まったのです。

 

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体入の話はまた別の時にしたいと思います。

 

次のブログではこの経験を振り返って、ガールズバーやキャバクラの面接に蔓延る風俗への罠について私なりにまとめたいと思います。

今だからわかる応募前にできる対策も。

 

ちなみにキャバクラと上記しましたが、キャバクラの面接に行ったらセクキャバに入店させられた、というケースは多いそう。

 

女の子はお金という甘い誘惑には、

どうか気をつけて。

 

そして冒頭でも述べましたが、

どうか女の子たちが正確な判断をできますように…。